にんげんはかんがえる葭である

よしもとみおりのブログ

もっともっとしあわせになる

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珍しく〆切より早く原稿を上げられたので連休らしい連休を過ごしたシルバーウィークだった。一週間ぐらいパソコンに触れなかったせいか、文章をつくるのに時間がかかっている。「3日サボると取り戻すのに一週間かかる」みたいな言説は高圧的で嫌いだけど、ちょっとそれを思い出す。ひさしぶりの感覚で、頭がゆっくりと回転しているかんじがする。端的に言うと、肩に力が入りすぎている。

さて働き始めてから早いもので3週間で、だいぶ慣れてきた。働き始めて思うのは、場所があるってすごいことだな、強制力があるもんな…ということである。こういう場所がもっと欲しい。わたしは欲しい。

というようなことを9月の末に書いていた。早いものでもう10月の2週目だ。

最近よく感じるのは「何にもしてないのにこんなに毎日が楽しくていいんだろうか」ということだ。別にいいじゃん、という答えを持ちながら書いている疑問文だから、さして意味は持ってない。こういう疑問文はだいたい反語で「あたし、しあわせでしあわせでたまらないです!」という意味だと思ってもらってかまわない。

「あたし、しあわせでしあわせでたまらないです。人生がこんなに楽(ラク)で楽しいものだって知らなかった。ようやくわかった。」

とセリフに書く。こういうときにしかこういうセリフは出てこない気がする。

というようなことを先週書いていた。もう10月の3週目だ。

先週の自分は思うに、自分のやるべきことにあんまり本調子じゃなかった。(まあこの一年ずっと本調子じゃないんだけど。)でも、ようやく調子を取り戻しつつある。ほんとかよって感じだけど、ほんとである。

当然かもしれないけど、楽(ラク)だけじゃ、「楽しい」の100%には到達できない。65%ぐらいはいくんだけど。それを100%にするためには、やっぱり、自分がやるべきだと思ってることをやるしかない。やるべきだと思ってることをやれた時に、たぶん、「楽しい」は100%に到達する。

2018年秋の東京の空気を、2020年の神戸で感じ始めてる。頑張ろうと思う。ものすごく楽しみながら。