にんげんはかんがえる葭である

よしもとみおりのブログ

起きることへのプレッシャーから夜眠れなかったわたしの話

とにかくねむい!ねむくない時間がほんの一瞬しかない。こうして文章を打ってる時も眠い。でも今はっぴーなのは、仕事のことを考えなければ、いつでも眠っていいことだ。

一生懸命東京で働いていたころ、夢の一つが「好きな時に眠れる人になること」だった。で、そのためにお金を稼ぐぞ!と思っていた。し、有名になって仕事がコンスタントに来てその単価が高くなれば、好きな時に眠れる身分の人になれるはずだ!と思っていた。

全然ちがう方向からその夢を達成できて思うのは、「好きな時に眠りたい」ってわたし、保育園児の頃から思っていたなってこと。

わたしは朝起きるのが大嫌いで、お昼寝の時間も大嫌いで(なかなか寝付けないのに眠ったあたりで起こされるから)、夜眠るのも大嫌いだった。小学生に入ってからその傾向はもっと強くなった。中学生の頃もだが、高校生とか半ば「眠りたい」と思っていた思い出しかない。(わたしの高校は朝練のために6時半には家を出ないといけない学校だった)

大学生なってもそう考えながら毎日を過ごしていた。大学生以降は、「起きることへのプレッシャーから夜眠れない」→「不眠」という最悪なルーティンが身についてしまった。卒業してからもそのルーティンから解放されなくて、思えばずっと不眠の状態で働いていた。わたしはずっと「あ~好きな時に眠りたい」と思っていた。

で、今、在宅フリーランスという名のぼんやりとした生活を実家で送っているわたしは、好きな時に好きな風に眠れるようになった。いわば長年の夢を叶えたわけだ。で、この夢を叶えたせいか、ふしぎなことに他の欲がほとんど無くなった。

自分にあった強い承認欲求とか、成功願望とか、競争意識、焦燥感というのは、ほとんど寝不足から来るものだった。

もちろんそれ以外の由来もあったのだが、大きい理由は寝不足だったのだなあと思う。

ということでぼちぼち目も覚めてきたし、ちょっと頑張ろうかなと思う。