にんげんはかんがえる葭である

よしもとみおりのブログ

狩野さん出演舞台 藤一色「三角形の世界の中の」を観に行った話

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劇団藤一色 第六色公演
『三角形の世界の中の』

4月21日(土)13:00 / 18:00

4月22日(日)13:00 / 18:00

4月23日(月)19:00

4月24日(火)15:00

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開場は30分前
上演時間は約90分

 

シアター・バビロンの流れのほとりにて

南北線王子神谷駅」出口3より地上に出ます。
②振り返ると郵便局があり、その手前を左に曲がります。
③道に沿ってひたすらまっすぐ進んでいきます。
(100円ローソン、幼稚園、サンクス、スーパー、寺が道沿いにあります。)

南北線王子神谷駅」より徒歩12分

 

観てきました。

狩野さんがヒロインでした。

 

初めて藤一色を観たのは3年前かな。

 

初めて観たときは、お伽話のようなお話だな、と、思いました。

 

現実味のない、ふわふわとした世界。それは書き手の性善説がつまったようなユートピア。真摯に手入れされた小さな箱庭のようなお話で、こんな世界は現実にはありえないけど、ありえないと分かりながらその優しい世界にひたるのも良いだろう、22才の私は思っていました。

 

でも3年が経って、こんなこと書いたら意識高い系おつかれさま!大げさだなー!って思われるかもしれないけど、社会はぐるぐると目まぐるしく変わったと私は思っていて。

 

今まで我慢してたことを我慢しなくてよくなったり、つい昨日か一昨日の話だけど、ずっと戦争を休戦してた国がついに戦争をやめるってことになりそうだったり、かと思えば今この瞬間に空爆が行われている国があって、自分の家に帰れない人もいる。

 

書き手の遠藤さんがずっと書き続けている(と私は思っている) ある種 世界の終わりの世界。この世の終焉の空気が身近にある世界。それをわたしが今なんとなく感じているからか、わからないけど(意識高いなあ) 

 

世界の終わりでも人は人らしく生きることができる、というユートピアのようなお話が、

小さな手入れされた、箱庭のようなお話が、

ありえないけどありえたらいいね、と笑ってたお話が、

もしかすると、箱庭じゃない日が来るのかもしれない。いつか分からないけど、来るのかもしれない、と、思いました。

 

https://ticket.corich.jp/apply/89667/008/

 

急に意識高くてごめんね。

あまり感想をしたためたりしないのだけど、もっといろんな人が見てくれたら嬉しいなって思うので、したためてみました。

 

ではね。

 

よしもとみおり