にんげんはかんがえる葭である

よしもとみおりのブログ

人の服を借りる

 
去年の9月につらつらと書いていたことです。
 
 
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最近友達の德嶋さんの服をよく借ります。

借りて写真を撮ったりします。
 
今度、ちろっとだけ出演した映画の
上映会が渋谷でありまして、

『ファンタズム』って言うんですけど、
おもしろそうでしょ?
わたしはヒロインの友人役で少し出ているだけなんですけど、笑
わたしを応援してくださっている方にも、きっと楽しんでいただけると思います。
正統派Jホラー。喪失と再生。
同時上映の『天使の欲望』もすごくすごくおもしろいです!大好き。
 
 
話を元に戻しますけど、
今回舞台挨拶があるんです!
20:45からの回の後、
少しだけ登壇させていただくんですけど(光栄)
 
 
舞台挨拶に出るって決まった時、すぐに
 
「あさみちゃんに服借りよ〜〜」
 
と思った自分がいたことに気がつきました。
 
 
それはもちろんあさみちゃんの
服のセンスが良いからってことも
あるんですけど、
自分の服を、自分が選んで買った服の中から選ぶことが、わたしは怖いんだなって気がつきました。
 
わたしは「ヤイ、ブース」と男子から石投げられるタイプの恵まれない思春期を経て、現在にいたるわけですけど、そのせいかみんな自分のことをバカにしてる、みたいな意識が常にあって、
「バカにされないために頑張らなきゃ〜〜」
と思って勉強もがんばったし、
「バカにされないために頑張らなきゃ〜〜」
と思ってコンタクトをいれてるんですね(ど近眼)
 
 
服っていちばん自分を他の人から見た時に印象づけるもので、わたしは自分が人に判断される要素を、自分で選ぶということ、それがめちゃくちゃ恐ろしいんだなあと思いました。
 
 
ここ最近は自分で服も選べるし、自分でメイクもできるけど、やっぱり自分で決めるという行為は怖いなとつねづね思います。
自分の判断で、自分の見られ方が変わってしまう。
怖いよね。
でも、だからこそ、いつだって決断することは美しいです。
 
明日は少し髪を切ろうと思いました。
 
 
よしもとみおり
@yoshimoto_miori