にんげんはかんがえる葭である

よしもとみおりのブログ

リハビリとしての日記(11月24日)

めちゃくちゃに良い休日。朝から脱毛に行って、ネイルサロンで地爪にして、薬膳カレーを食べて、チーズケーキとコーヒーを飲んでる。もってきたノートパソコンはやっぱり重すぎたけど、それはそれ。現にこうしてコーヒー片手にカタカタ文章を打ち込んでるし。

 

今とりくんでいることについて。心のどこかで「やりたくないなあ」という気持ちが勝っている。ドキドキわくわくしないのだと思う。でも、なぜ? 演劇と同じ気持ちになりたいのになれないのは、たぶん、自信が無いから。でも、それだけ?

 

一人遊びがうまくなりたい。一人でいろんな飲食店に行ってみようかな。すすめられたみたいに時間を過ごしてみる。そうすることがひとつのデートみたいな感じで。

 

わたし今ようやくスタートラインに立ったところなんだ。と、わかる。鏡を見て思った。鏡の中にきれいな女の子(女の人とのちょうどあいだぐらい)がいた。きれいに痩せている。胸は無いけどおおっぴらに見せないのだから別に良い。157センチ49キロ。あと歯を真っ白にすれば何も欲しいものはない。(だけどきっとまた、徐々に、新しい欲しいものが生まれてくる)垢抜けてきた。多少の表情筋の劣化とともに、落ち着きの美しさが身についた。それだけでもこちらに帰ってきてよかった。

 

今日の恰好は気に入っている。シルエットが今年っぽい。シャレている。ネイルポリッシュを買いたいな。しばらく地爪で行きたい。その方が書けるような気がする。これはただのジンクスだけれど。今はそういう気分。

 

ロビン(飼い犬)について。彼のこと、ちょっとほおっておけるようになった。いや、なってしまった?

ごめんねと思う。こういうことを言葉にできる程度には悪いと思っていない。本当に悪いと思っているとき、わたしは言葉にできない。

 

臨時休業だと思ってたジャズ喫茶が開いていた。空いている店内に一人座ってPCに向かってカタカタ。大音量で薄暗いなか座っていると、まるで劇場にいるみたいで良い。電波が無いのも、良い。電波があると、「何か」をすぐ完成させられるような気になってしまう。完成させた気になってしまう。本当はそんなことないんだよ。そんなことない。だから焦らないで、自分。(そういう意味で、SNS絶ちをしてよかった)

 

きらいなはずなのにいつまで経っても参考にしてしまう女がいる。だけど人間性と、その方法(手段)が失敗してるってことは全く別の話だから。これは昨日気がついたこと。わたしが間違ってるんじゃなくて、わたしのチョイスが間違ってた。選択した方法と自分自身は別。これは自分にしたってそうだし、誰か別の人にしたってそう。となると人間性なんてもの、存在するのか?(あの暗がりで見たガリガリの美しい身体になりたかった、のだと思う)(案外好きだったのね)(だから許せなかったんだわ)

 

誰かのことばかり考えちゃうのはそれが楽しいからだ。悪いことじゃないはず。だから、他のことに対しても、そういう気分になりたい。考えちゃって考えちゃって止まらない!みたいな。

 

期限の無い夏休みの31日みたいな日々をずっと過ごしている。駆り立てられているわりに先延ばし、先延ばしにできてしまう。

 

体力は有限。今日の学校休みたい。でも行ったら行ったで、お尻を叩かれることはわかってる。わたしにはお尻を叩いてくれる人が必要。

 

帰ったら机の上を整理する、のだ。カバンを片付けよう。

新しいバッグが欲しいような欲しくないような。新しい、というよりブランド品。だけどこれも、ブランド品、というものに憧れがあるだけ。持ってないから欲しいだけ。みんなが良いっていうやつが欲しいだけ。

靴はほしいな。ブーツを新調したい。すぐ内側に傷が入ってしまうから。ピカピカの靴でいるってホントに大事なこと。

 

(好きな人のこと、また「好きな人」と書けなくなってしまった)

 

心が落ち着いている/喋り方を変えたい/女の子の恋人がほしいな

 

ひと段落して眠たくなってくる。

 

下品な人間になりたくない。

 

ゼロから1を生み出すの本当に大変。

 

演劇と同じ気持ちで書けるかもしれない。展開、展開、展開。わかるように演出する。ねらいを持って。

 

ジャズ喫茶、映画館にも似てる。音が大きいからかしら。

気持ちがいい。だから浸る、っていう、禁止されていたことを、自分に許してやる。

 

ノローグばかりじゃつまらないかしら。そういう小説だってあるでしょ?

でも確かに、展開・展開・展開ができれば何も怖いことはないね。

セリフ中心ですすめていければどんなに楽かしら。

 

やっぱり演劇が必要なのだと思う。それ以上に夢中になれるものはないから。あとは……恋愛ぐらい? ああ、あと東京か。演劇、恋愛、東京。ほらもう十分なんじゃない?

 

小説はあくまで演劇の演出をうまくなるための言語化の練習なのだと思う。本当にしたいことは演劇。全部、全部、演劇!

 

明日は昼から夜までジャズ喫茶にいたい。ロビンとは午前中を一緒に過ごして。そしたらもう次の日はお客さんがうちにくる。たのしみだ。そしたらもう金曜日で働いて、そしたら28日から1日まで東京。あっという間。

 

 (2020年11月24日)