にんげんはかんがえる葭である

よしもとみおりのブログ

Twitterをやめた2週間の所感(あるいはSNSジプシー)

Twitter をやめてから2週間が経った。正直、「まだ2週間なの?!」という感じではある。もっともっと長い時が経ったような気がする。そのくせもう6月も半ばということには全然リアリティが感じられなくて、「え?!もう2週間も経ったの?!」と思ったりする。

Twitterをやめたときにおもったのは、自分は「考えていることをすぐに文字にする中毒」だったんだな~ということだ。もともと頭の中が言葉や声でいっぱいでうるさいタイプの子供だった。だからものすごいおしゃべりだったし、人と話してるときが一番リラックスできて、話してないとイライラした。必然的に一人暮らしが向いていなくて、トータル8年ほど一人で暮らしてみた結果、もう一人暮らしはしたくないな…という結論に落ち着いた。それでもなんとか(自分的には生活が荒廃しまくってたので全然できていた気はしないが)一人暮らしができていたのは、Twitterのおかげだった。人と四六時中、話す代わりに、Twitterに息をするようにツイートをしていた。本当に息をするように。止められたら死んでしまいそうだった。

でも、だんだんとTwitterを介して仕事をするようになって、言えないことが増えていって、言ったら叩かれたりして、どんどん息がしづらくなっていった。実生活ではそんなことないのに、インターネットのせいで息ができないなんて、ばっかじゃねえかと思い、やめることにした。

2週間ほどやめるためにログなりなんなりを取って準備して、やめた。

やめてすぐは劇団のTwitterアカウントやInstagramアカウントの更新頻度をあげようかしら…と思って動かしてみたものの、わたしがお客の場合、劇団や会社のアカウントに求めることは必要な情報を欲しい時にくれることだけなので、その中にどんな人間がいてどんなことを考えているか…とかは非常にどうでもいいし、ノイズだし、流れてくるとフォローを外しがち。なので、やめた。

劇団のTwitterアカウントを運用しようかと考えた一瞬、Noteを何日か更新してみた。でもやっぱりNoteってブログ機能のあるSNSなんだよなあ。いいね!がどれだけついたかとかで一喜一憂してしまう。自分の自己満足なのに、他人からの承認を求めてしまう。それが疲れるからTwitterやめたのに、無意味じゃん、と思って、やめた。

ここしばらくはtumblerをリアルタイム(なつかしい~若い子はわかんないよね?ぐぐってください)代わりにつかっていた。

 

https://mywordsistruth.tumblr.com/post/620960342331260929/188

mywordsistruth.tumblr.com

年を取ると自分の慣れ親しんだものに結局還ってくる…というが、わたしも例外なくそうだったみたいだ。これが結局いちばん落ち着くのだ。

そしてやっぱりはてなが好きだな~と思い、ここ2週間の所感を記した。

おしまい。