にんげんはかんがえる葭である

よしもとみおりのブログ

クリスマスに(まごうことなき日記)

なんだか体がうずうずする。演劇をしたくてうずうずする。だけど我慢。だって、演劇と言う名がついた≪同じレベルの行為を何度も繰り返すこと≫がしたいのではないはず。今いるところからより良いところへ。その積み重ねをやりたくて生きてるはず。簡単な発信ではなく、何度も熟慮して熟成して、ようやくたどり着けるところ。そこへ行きたい。と、考えているはず。

でも、うずうずする。

今日はクリスマス。飼い犬にとっては人生二度目のクリスマス。23日にクリスマスプレゼントはあげたから、今日はモノのプレゼントではなく、いつもよりも長く浜で遊ぶというプレゼントをあげることにした。

12月も終わるとは思えないぐらいあたたかな日差し。海はおだやか。犬はハトを追いかけたり、うちあげられた魚がいないか探したり。一時間以上の散策にご満悦だった。

明日には弟たちも帰ってくる。ひさしぶりに家族がそろう。とても嬉しい。犬はお兄ちゃんたちが帰ってきた!と喜ぶだろうなあと、少し想像して、笑んでしまった。

冷静に考えてこんなかわいい生き物にめちゃくちゃに好かれることってあるか?!と、弟と電話した。犬について。結論は、無い、だった。犬と暮らし始めてから自尊心が爆上がりしたが、その理由のひとつが「犬の外見がめっちゃかわいい」ことにあると思う。くりくりの目、よちよち歩くさま、ぺろぺろとこちらを舐める舌、小さな体、おひさまのにおい。すべてをとってパーフェクト。女児アニメの相棒として出てくることまちがいなしのヴィジュアルだ。そんなかわいい生き物がめちゃくちゃにわたしのことが好きなのだ。ギャルゲーか?乙女ゲーか?異世界転生ものか?否、まごうことなき現実である。現実最高。

と、いう内容を12月25日に書いていた。あっというまに時間が経ち、もう28日だ。弟たちも帰ってきて、犬も大喜びだ。あと3日で2019年も終わり。今年は良いことがたくさんあった年だった。来年もそうであるように、ひとつひとつを積み重ねて頑張りたい。うずうずを熟成させる一年にする。来年のクリスマスに開かれるプレゼントボックスのように。

 

よしもとみおり