百年の孤独
前々から好きなことはツイッターでつぶやくんじゃなくて、ブログにしたら?って言われてたので、好きなことについて語ります。
一発目は大好きなバンド、
ガルシア・マルケスの有名小説でもないよ!
ちなみに2009年の北斗の拳のアニメ版の主題歌だったよ!
とりあえずGARNET CROWの名曲です。
わたしは曲を味わうときに歌詞を中心に味わう人間で。
おかげで、何百回聴いてる曲でも普通にカラオケで音外したりするんですけど。
『百年の孤独』も、
シンセバキバキのイントロから始まる曲もさることながら、作詞のAZUKI七さんによる、しびれるような歌詞があるんですね。
その中でもいちばんしびれるのが、一番Bメロのこちらです。
突き刺すような痛みも底の見えない暗闇も
確かに感じられるのに 愛だけは揺れ惑う
…!
このあと、サビの
「百年の孤独に落とされしものよ
悲しみを抱くとき愛は強くなるでしょう」
というこれまた
タイトルとタイアップ番組の北斗の拳にぴったりのフレーズにうつっていくんですが、
サビ直前のBメロの、この、この歌詞ね、
しゅごい〜〜!!!
しゅごい…真理だよぉ…
AZUKIさんすごい…!
すごくないですか、
大切に思ってくれる人はたくさんいるのに(応援してくれてる方、本当にいつも支えられてるよ、ツイッターやブログ読んでくれてありがとうね)、それとは関係なく、日常にふと感じる、寂寥感や孤独感を、こんなにドラマチックに表現できるのすごくないですか。
他にも良い曲がいっぱいあるんですが、
どの曲を聴いても感じるのは、
どうしようもなくありふれてる些細なこころの痛みを、ドラマチックに描けるバンドなんだなあということです。
同じアルバムに入ってるStayという曲の2番のサビも、サイコーに良くて、
STAY 嵐がすべてを奪わずに通り過ぎる
いっそ今はなにもいらないのに
うたかたの愛に惑う 残された心を
枯れないように抱きしめている
しゅごい、しゅごい〜〜!!!
この後に続くラストサビなんて
STAY すべての始まりと終わりの場所に立っているよ 放たれる日を待ち
ですよ?!?!?!?!
しびれる…
他にもめちゃくちゃに良い曲ばかりで、
GARNET CROWの曲を聴くたびに、
創作意欲がドバドバ出てくるんですけど、とっても悲しいのは、GARNET CROWがもう解散してるってことですね。
iTunesで聴けるから、みんな聴いてね。
こんな感じで、ドラマチックな曲を聴いては、書きたいキャラクターの内面の複雑さばかり増していくので、それをきちんと見せられるシチュエーションと関係性をずっと練っています。
ふたたびの作演を待ってます、と言ってくれるみんな、本当にありがとう。
早く新しい話が書けるように、ひたすらラフスケッチに励みます。
よしもとみおり
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